山寺は1015段の階段を登って絶景を眺めるだけではない!
山寺を開山した円仁さんが最初に訪れた「アイスヒル」、構想を練った「峯の浦」、そして精神世界「立石寺」を秘景とともにめぐるガイド付きのツアーです。
地元の人しか知らないようなマル秘スポットも巡ります!
はじまりの地「アイスヒル」
山寺を開山した自覚大師円仁さんが最初に山寺に訪れた際に立ち寄った場所「馬口岩」
巨大な岩が馬の口の形をしているからこう呼ばれるようになったとか。冬にはこの馬口岩周辺に巨大なつららができ、大きな氷雪の塊になります。
それで、別名「アイスヒル」の名称で親しまれています。
この岩場で円仁さんは、対岸の山を見てあの山を開山しようと思ったと言われています。対岸から眺める立石寺を見た時、何か感じるものがあるかもしれません。
そんなに距離があるコースではありませんが、勾配が急だったり、鎖やロープをつたって移動したり、おもしろいポイントがいくつかあります。ですが、その分危険も伴いますので、登山靴等の準備が必要です。
想いを馳せた「峯の浦」
円仁さんが、アイスヒルの次に訪れたのが「峯の浦」
ここで、山寺をどうしていくか構想を練り修行をしていたと言われています。
不思議な奇岩と木製の鳥居が神秘的な空気を放っています。修験場や円仁宿跡など今の山寺につながる各種スポットも多くあります。
山道を約2時間(途中止まって説明したり写真を撮ったりする時間も含めて)のハイキングとなります。
精神世界に没入する「立石寺」
言わずと知れた山形の名観光スポット「山寺・立石寺」
絶景もさることながら、その世界観を知ることでさらに山寺観光の奥深さがでてきます。
例えば、入山して少し行ったところにある姥堂。
姥堂には、堂内に奪衣婆と言われる鬼婆が安置されています。
諸説ありますが、奪衣婆は亡くなった方の衣服をはぎとり、木の枝にぶらさげ、その枝のしなり具合を見て生前の罪の重さを計ると言われています。
近くを流れる川は、三途の川。このように山寺は死後の世界を具現化し表しているのです。
山寺の精神世界に浸りながら、亡くなった方を想ったり、登ることで煩悩が消えたり、心を動かす何かがあると思います。
秘景をさらに楽しむために
山寺専属のガイドさんが、円仁さんと山寺にまつわる物語をシェアします。何も情報がないと見過ごしてしまうものって多くあると思います。
先ほどの姥堂がいい例ですが、教えてもらわないと通りすぎてしまいます。
地元のガイドさんが一緒にいることで、見過ごしてしまうようなことに気づくことができたり、新たな発見があったりします。
ましてや、その土地の歴史なんて地元の人に聞くのが一番です。円仁さんと山寺の物語に想いを馳せながら各ポイントの秘景をお楽しみください。
INFOMATION
開催日程 | 2022年9/4(日)、9/11(日)、9/25(日) |
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集合場所 | 芭蕉記念館 〒999-3301 山形県山形市山寺4223 |
集合時間 | 8:50 |
スケジュール | 08:50 芭蕉記念館集合 09:00 アイスヒルトレッキング(1時間) 10:30 峯の浦ハイキング(2時間) ※ふもとや登山口店発 13:00 ランチ(自由昼食) 14:00 山寺立石寺(1.5時間) ※ふもとや登山口店発 15:30 解散 |
所要時間 | 約6時間 |
体験代金 | おとな一人 10,000円 |
含まれているもの | ガイド代、山寺の門前街で使える500円分クーポン、地域の保全活動費、保険代 |
精算方法 | 予約時、事前クレジットカード決済 |
最大募集人数 | 8名 |
最少催行人員 | 2名 |
申込締切 | 2日前の18:00 |
企画主催 | 山形県知事登録旅行業第2-284号 株式会社DMC天童温泉 住所 山形県天童市鎌田本町2-5-43 電話 023-654-6699 |
協力・運営 | 山寺観光協会 |
備考 | ●初心者でも登れるコースではありますが、登山靴をはじめ、登山に適した服装が必要です。 ●特にアイスヒルは、落ち葉や岩場で滑りやすいです。 ●十分な飲料水をご持参ください。 ●朝9時からの軽登山になります。ぜひ天童温泉に泊まってご参加ください。天童温泉から山寺までは車で約15分です。 ●送迎はございません。集合場所までは各自お集まりください。 |